補修屋と言う職業に就いた頃、今とは違う建材だった。
特に床材は都会のタワーマンション、戸建て、大体が突き板フローリングだった、その補修方法と今の直し方の根本的な違いは、後でワックスが入るか入らないか前提としていた。
ワックスが入ってる床の補修は一度剥離をしてから充填するのが一番良く、耐久度も全く違う、面倒くさがってワックスの上から充填は可能だが、剥離剤で一緒に取れるすなわち補修した事実も無くなる。
やり方は最初に教わった施工方法と独自の感性を足してよりマシに見せるのが我々の仕事である。
築年数経っているのにそこだけ新品の様に見せれば逆に違和感しかなく、既存の風合いに仕上げるのが補修屋の見せ所になります。
この画像では伝わらないが、充填成形後水性ウレタンサンジングで粗消し、肉付け、最終的にはワックスを布に湿らせ叩いて重ねて質感を合わせる方法にしてます。
在宅作業であまり臭いも出せず、溶剤は使えず、おうちの方は定期的にワックスを塗り分厚く重ね艶も高く、ボカシ殺法が使えない場合はこれが無難だと思います。